物価の高騰や災害時に少しでも自活できるようにと思い、ベランダ菜園に挑戦することにした。
お部屋の雰囲気を変えてみませんか?【観葉植物|AND PLANTS】
野菜選びと準備
プランターでお花の寄せ植えはよくやっていたが、野菜の栽培は初めての試みだった。
まず思いついたのはじゃがいも。
9月に球根を見に行くとすでに完売していた。
もっと早く購入しないといけなかったんだぁ。。。
気を取り直して今の季節に撒ける種を探しに100円ショップに向かった。
最初に目に入ってきたのは大根だった。
でもプランターだから長い大根は難しいのかなと思っていたところに、ミニ大根の種を見つけた。
よし!これにしよ。
その後ホームセンターでミニ大根に合うプランターを見に行った。
おすすめのプランターを調べて、角型600のプランターと栽培に必要な用品を全て購入した。
9月24日
早速植えてみることにした。
鉢底石は必要ないプランターだったので、育苗培土を入れて指で5個ずつ2列に穴をあけて3粒ずつ植えた。
土を摘むように優しく被せて水をたっぷりかけた。
虫がつかないようにすぐ不織布を被せてほっと一安心。
ベランダなので水をあげる時は床が汚れないように、溝のところまでプランターを運ぶのだがかなり重い。
そこでキャスター作りを検索して学んだ後、またまた100円ショップに向かった。
まずはお目当ての角型花台キャスターとワイヤーネットを探した。
角型が売り切れていたので、丸型花台キャスター2台とワイヤーネットにした。
この2つを連結するための結束バンドも合わせて購入して帰宅した。
DIYは初めてだったが結構楽しいな~と思いながら作業していたので、あっという間に完成した。
早速キャスターを持ってミニ大根の元へ向かった。
ゆっくりキャスターの上にプランターを乗せてみた。
全くたわむこともなく完璧だった。
これで楽々移動できるし、くるくる回せるので日当たり具合も簡単に調整することができるようになった。
芽が出るまでたっぷり水やりをして、あとは可愛い双葉が出てきてくれるのを楽しみに待っておこう!
ミニ大根栽培
毎朝芽が出ないかな~と様子を見ていた。
種まきして4日目の9月28日、不織布をめくってみるとついに小さくて可愛い双葉がひょっこり顔を出していた。
嬉しくて可愛くて「わ~わ~」としか声が出なかった。
ここから毎朝様子を見ながらお世話をし成長を見守った。
9月はまだまだ気温が高く直射日光を当てすぎてはいけないと思い、風通しのいい場所で日陰になるように少しガードした。
しかしこれが徒長の始まりだった。
9月30日
あまりにも日光を避けすぎていたため芽がニョキニョキ伸びていた。
初心者の私は長いなぁと感じるくらいで徒長という言葉すら知らなかった。
でも何かおかしいぞと思い調べてみると、こりゃまずい状態だということにやっと気付いた。
すぐに調べて説明通り増し土をして様子を見ることにした。
10月6日
増し土も上手くいったみたいで本葉もどんどん出てきた。
本葉が2枚ずつ出てきたので1回目の間引きをした。
それから21日後の10月27日
ぐんぐん成長して大根の葉らしくなってきた。
ここから本葉が5〜6枚になったら3回目の間引きをするらしいが、勉強不足の私はワサワサになってもそのまま成長を見守っていた。
11月も半ばになるまで間引きに気付かず育てていると、大根が少し見えてきたがかなり細い。
窮屈そうな葉を見てやっと3回目の間引きをしていないことに気付いた。
60日〜100日で収穫できるはずなのに、なかなか大きくならないなぁとずっと思っていた。
急いで3回目の間引きをした。
たまに液肥を与えては成長を見守った。
12月19日
かなり遅めの収穫だが1本抜いてみることにした。
スポッと可愛いミニ大根が出てきた。
間引きが遅かったこともあり細めだったが、種から育てた初めての大根を見た時はすごく嬉しくて感動した。
育ってくれてありがとう☺️
小さいのでお味噌汁に入れていただくことにした。
とてもおいしくて家族からも「おいしいね、すごいじゃん!」と言ってもらえた。
ちゃんと食べられるものができて本当に良かったぁ。
大根の葉がたくさんあったので、ちりめんじゃことゴマを合わせ調味料で炒めてふりかけを作った。
これが子供達に大好評だった♪
サニーレタスとほうれん草の栽培
次にサニーレタスとほうれん草の栽培にチャレンジした。
どちらもに10月11日種まきをした。
サニーレタスは5日目で小さい芽が出てきた。
何度見ても最初の発芽は嬉しすぎる😆
ただほうれん草は暑さに弱いみたいで、10月に入ってもかなり暑く芽が出る気配がなかった。
毎日毎日不織布をめくっては確認していた9日目の朝、ようやく見逃すくらいの小さな芽が出ていた。
思わずやったー!っと声が出た。
そしてどちらも順調に育っていった。
10/29
ほうれん草の葉がたくさん出てきた。
本葉が1〜2枚になったタイミングで株間3cmで間引きをした。
11/17
サニーレタスも葉が大きくなってきた。
12/2
サニーレタスらしい色に変色してきたが、成長が遅いと感じ液肥を与えてみることにした。
同日、ほうれん草の葉は順調に育っていた。
草丈が5cmになったタイミングで2回目の間引きをした。
ここまでは良かったが、草丈が8cmになった頃3回目の間引きをするはずが、またそのまま育ててしまいフサフサになって気付いた。
やっぱり間引かないと成長が遅くなるので次回は忘れずにやろう!
そしていよいよ食べられる大きさまで育ってくれた。
サニーレタスは外側の葉を切って内側の葉を5、6枚残して収穫する方法にした。
この方法ならその後も成長を続け、長く収穫することができるのでとても助かる収穫方法だと思った。
ほうれん草も同じような方法にして、長く収穫することを楽しむことにした。
どちらも売っているものよりは小ぶりだが、苦味も強くなくとてもおいしかった。
わんこも不織布を破ってこっそり食べたことがあるので、やっぱりおいしかったんだね🤭