夢のお話

夢のお話

他界した祖父母が夢の中で私に伝えてくれた。ここから祖父母との夢交信が始まった。




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他界した祖父母が私に伝えたかったこと

2020年頃から不思議な夢を見るようになった。

始まりは他界した祖父母の夢だ。

 

目の前に仏壇がでてきてなぜか仏飯だけがくっきり見える。

目が覚めたとき夢のことをはっきり覚えていた。
何だかすごく心がザワザワする。

 

気になって母にそのことを伝えると、仏壇がある叔父の家に向かってくれた。

すると何日も前の仏飯なのか変色していたのだ。

叔母が慌てて新しいものをお供えし、その後はそのようなことはなくなった。

 

私はそれを聞いて鳥肌が立った。
仏飯が傷んでいることを夢を通してで私に伝えてくれたんだ。

目覚めた時はなんだろうこの夢って思っていたけど、今考えるととてもわかりやすく伝えてくれていたと思う。

こうして私の不思議な夢は始まったのだ。

 

息子に伝えたかったこと

また夢に仏壇がでてきた。

ふと遺影の方を見ると祖父の顔が叔父の顔に変わっていた。

その後女性の声で「魚」と聞こえて目が覚めた。

 

私はぼーっとしながら夢の意味をしばらく考えた。

遺影の顔が変わるなんてすごく怖い夢。

私はすぐにその夢の内容を母に伝えた。

すると夢の意味がわかってきた。

 

叔父は定年を迎えているが、漁師をしていた祖父から受け継いで毎日暗い時間に船に乗って漁に出ていた。

母たち姉弟は心配して暗い時間に漁に出ることを止めていたが、叔父は言うことを聞かなかったようだ。

 

その話を聞いた私はこのまま漁に出ることを続けていると、危険な目に合うという祖父母からのメッセージだと感じた。

さすがに叔父が遺影になったことは伏せて、祖父母が心配して夢にでてきたことを伝えると素直に聞いてくれたのだ。

 

このまま漁を続けていても何も起こらなかったかもしれないけど、私はこの夢を伝える役目があったように思えた。

この時から夢に仏壇がでてきたら何らかのメッセージだと感じるようになった。

父の危険を知らせてくれた

いつものように夢に仏壇がでてきた。
私はふと遺影を見上げた。
すると叔父の時とは違い、祖父の顔がじわじわ父の顔に変わっていったのだ。
そして目が覚めた。

ホラー映画を見ているようで本当に怖かった。

 

すぐに実家に電話すると母がでた。
遺影になったことは伏せて父の怖い夢を見たことを伝えた。

 

父はすでに定年を迎えているが、たまに知り合いからサポート依頼がくるようで、その日も朝7時に電話したのに長距離のため既に車で出発していた。
その月は依頼が多く毎日長距離運転をして母も心配していたようだ。
夢の意味はこれしかないと思った。

父が帰宅するまで心配だったが、無事帰宅したと母から連絡がきてほっとした。

 

父は夢の話を全く気にしていなかったようだ。
それもそうだろう。
娘の見た夢だし、ただの夢だと思うだろう。

 

1週間後、仲間が運転する車で父はまた同じ場所へ仕事に出た。

すると母から連絡がきた。

 

父が乗っていた車が事故にあったと。。。

幸いみんな怪我はなく大事には至らなかった。

 

この頃から私の夢を馬鹿にする親戚はいなくなった。




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間違った行動を教えてくれた

義理の母が他界した直後、葬儀を終え悲しむ間もなく色々な手続きや支払いなどをしていた。
家族葬だったので後日夫の会社からお香典を頂戴した。
夫の兄がほとんどの費用を負担していたため、夫が「会社からいただいたお香典を兄に渡しておく」と言った。
その言葉に少し違和感を感じた。

 

そして夜眠りにつくと仏壇が夢に出てきた。
その日はいつもと違う異様な雰囲気に包まれていた。
仏壇の方を見ると中から大量のロウソクが私に向かってすごい勢いで飛んできた。
数え切れないほどのロウソクがビュンビュン飛んできたのだ。

 

目が覚めた私はあまりの恐怖に動くことができなかった。

やっと冷静になった時これはお香典のことだと感じた。

一度もお供えせずにそのまま兄に渡そうとしていたことに対して、良くないことをしていると警告された感覚だった。

 

翌朝、夢の話を夫にしてすぐにお香典をお供えし手を合わせた。

その後このような夢を見ることはなくなった。

 

祖母の七回忌

ある日6年前に亡くなった祖母が夢に出てきた。
仏壇や遺影がでてくる夢が多い中、今回は祖母一人が生きている時の状態で出てきた。

 

目が覚めてすぐに「もしかして今年七回忌?」と頭をよぎった。
でもその時は亡くなって何年経っていたか覚えていなかったのですぐに確認した。

 

やはり七回忌の年だった。

最近は祖父母の子と長男の家族のみの小規模で法事を行なっていた。
そのため私の元に情報が届かず、いつ行うかも全く知らなかった。

 

数日後久しぶりに母とランチの約束をしていたので夢の話をした。

「ばあちゃん今年七回忌よね?日程決まってる?」と聞くと驚いたことに6日後だった。

命日より1ヶ月以上も前に聞いたのでまだ先だろうと思っていたが、聞くのがもう少し遅れていたら参列できなかった。

 

夢で祖母が教えてくれたんだ。
とても嬉しかった。

 

ばあちゃん、ありがとう!

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