子供達が通った小学校の映像が急に浮かび上がった。
目の前に広がる懐かしい風景
いつものように家事をしていると、急に子供達が通った小学校の講堂や渡り廊下、靴箱などの映像が浮かび上がった。ふと思い出すことは誰にでもあると思うが、その時の私はあたかもそこにいるかのような気分だった。VRを体験しているような感覚で、映像を見ながらウロウロしていた。今日は何の用事でここに来たのかを考えていた。参観日か、役員会か、それとも放課後教室に子供を迎えに来たのかと、ずっと考えながら靴箱の方を眺めていた。
上の子は既に社会人で、下の子も来春から社会人になる年だ。それなのに浮かび上がった映像を見ている間は、まるで子供が小学生であるかのような感覚だった。不思議な感覚はほんの数分間だったと思うが、その後ハッと我に返った。その時は「今のはなんだったんだろう」と呆然としていたが、あれは現在の場所にいながら、過去の風景を映像として見た「過去視」だったのかもしれない。
不思議なことが好きな私にとって、今回の体験はとても興味深かった。
