愛犬 初めての手術

愛犬 初めての手術

愛犬の前足にイボができた。イボ切除手術を決意したが、初めての手術で戸惑いがあった。


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前足にできたイボの切除

数年前、愛犬の前足にピンク色でぷよぷよしたイボのようなものができた。

心配になってかかりつけの獣医師に診てもらうと、慢性的な摩擦が原因ではないかと言われた。愛犬はソファの下で寝るのが好きで、夏はラグを敷いていないフローリングが気持ちいいのか、そこでいつも同じ向きで寝ていた。まさかそれが原因でイボができるとは思ってもみなかった。

当時愛犬は肥満気味で体重による圧迫もあるので、まずはダイエットすることと、ドッグフードは標準給餌量より60%減で与えるよう指示された。

愛犬はとても食いしん坊なので、ご飯の量を減らすことがとても辛かった。

量を減らした初日は「もう終わり?」と言っているかのように、私の目をじっと見つめるのだ。しかし、愛犬の健康のためだと心を鬼にして、目標のマイナス3kgを目指してダイエットを続けた。おやつも肉類からお米のボーロへ変更した。

するとみるみる体重が減っていき、2kg落とすことに成功した。そして食後に与えているガムをやめると、これも効果があったようであっという間に目標体重になった。これでダイエットは成功した。

しかし、ダイエットしてもイボはどんどん大きくなり、3cmを超えていた。

ある日、そのイボを愛犬が舐めているのを見て、痛みがあるのか心配になり再び動物病院へ向かった。そこでこのまま様子をみる、あるいは良悪性の見極めもできる切除手術を提案された。もともと皮膚の余裕が少ない部分にイボができたため、これ以上大きくなると縫い合わせるのが難しく、切除後に他の部位の皮膚を移植することもあり得ると言われた。

そんな可哀想なことはできない。このままイボが大きくならない保証はないし、歳をとれば手術も負担になる。そう思いイボ切除手術を決意した。

手術当日、朝食は与えないよう指示されていた。手術で体力を使うので、朝の散歩も控えることにした。いつもと違う状況に愛犬は少し困惑しているようだった。何より朝ごはんがもらえないことを不思議がっている様子で、お座りして私の顔をじっと見つめていた。私は「今日はご飯ないの」と言って言葉で理解させようとした。愛犬は「ない」という言葉を理解しているので、今日は朝ごはんがもらえないんだとわかったようだ。できるだけ気を逸らすため、体をマッサージしてあげてリラックスさせた。

それから約4時間経過し、ようやく出発する時間になった。動物病院に到着し、診察台に乗せられた愛犬はブルブル震えていた。そして夕方迎えに来るよう言われ、しばらくの間愛犬と離れることになった。長い長い6時間だ。

家に愛犬がいないのに、勘違いしていつも寝ているソファーの上を見て「あ、いないんだった」と、とても寂しくなった。いつも愛犬がそばにいることが当たり前だと思って過ごしていたので、いないとこんなにも寂しく、ぽっかり穴が空いたような感覚になった。小さな体だけど大きな存在だったことを改めて感じさせられた。

そしてようやく迎えの時間がきて、長男にも付き添ってもらった。

動物病院へ到着し、名前を呼ばれ診察室へ入った。するとぼーっとしている愛犬が連れてこられた。傷口を舐めないようエリザベスカラーが付けられていた。

手術は無事成功し、綺麗にイボが切除されていて一安心した。獣医師から説明を受け、お礼を言って帰宅した。

点滴を打っているので、夕飯もなしだった。麻酔が少し効いているせいか、眠そうでその日は終始ぼーっとしていた。

術後の経過

翌日、いつものように朝食を与えると元気に食べてくれた。やっといつもの愛犬に戻っていてほっとした。

傷口を舐めると細菌が入り、化膿や炎症を起こす原因になるので、目を離す時はエリザベスカラーを装着しなければいけないようだ。しかし愛犬はカラーをとても嫌がり手で外そうとするのだ。私が家事をしている時や買い物に行っている時は、夏休み中の長男に見てもらいできるだけストレスをかけないようにした。動物病院のカラーは硬いため、あごをつけて寝ることもできないようで、ずっとお座りしていた。その様子を見て可哀想に思い、すぐに柔らかめのカラーを通販で購入した。

翌日ピンク色の柔らかいカラーが届いた。装着すると、桜の花びらのようでとても可愛いかった。動物病院の硬いカラーほど嫌がらないが、装着していると「ハーハー」と息が荒くなり、風通しが悪いせいかとても暑そうだった。柔らかい素材なので一度はアゴをつけて寝てくれたが、それ以降はずっとお座りして寝てくれなかった。やはりカラーはストレスになるんだなぁと思った。どうしても見れない時以外は装着せず、注意して見守っていた。

いよいよ抜糸の日が来た。これでやっといつもの生活に戻れると思い動物病院へ向かった。

診察室に入ると、まずは細胞診検査の結果が告げられた。検査結果は良性で悪性腫瘍ではないことがわかりほっとした。そして抜糸している最中、患部を見て「一つとばしで抜糸して、残りは5日後にしましょう」と言われた。心の中で「え〜全部じゃないの?!」と思ったが、傷への負担を考えて半分だけで様子をみるのだろうと推測し、愛犬の安全のためならやむを得ないと思い診察を終え帰宅した。

翌日から、術後より明らかに患部を気にすることが増えた。糸やテープへの反応で痒みがでるのだろう。早く自由にさせてあげたいという気持ちが大きいからか、5日間がとても長く感じた。

そして待ちに待った2回目の抜糸の日が来た。完治していますようにと願いながら診察室に入った。

テープを外し全ての抜糸が終わった。テープかぶれが多少あったが、その他は異常なくとても安心した。今日は濡れたり汚したりしないようにと言われたので、舐めないようにカラーを装着することにした。

帰宅するとすぐに足を気にし始めたので、慌ててカラーを装着した。その瞬間ダルマさんが転んだをしているかのように、動きがピタッと止まった。その姿を見ると可哀想だけど「我慢してね」と言った。やはり足を気にするので、数日間はカラーが必要だと感じた。

翌日からはお風呂も散歩もOKと言われたので、ようやく元の生活に戻れる。

本当に嬉しい。

がんばってくれてありがとう!

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カジュアンです。2児+1わんこの母です。
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